先日も書きましたが新しいカメラを買いました。α9IIです。2年10か月くらい前に発売したカメラです。えっ新しくないじゃん。ほぼ3年前のカメラじゃん。まあ人にはいろいろ理由があるんです。その理由を今日はつらつらと書きたいです。ついでに将来のカメラ事情の事も憂い…ではなく考えていきたいです。
で、いきなりで申し訳ないんですが自分は長文を書くのが得意ではないのでここからはいつも通り箇条書きで行こうと思います。読みやすいしね、箇条書き。
・一番の理由は当然9月の値上げ。
これ、一番の理由ですけど一番ネガティブなので最後の方で改めて話します。
・やっぱチルト液晶じゃないと我慢できなかった。
α7IVに慣れることができればコスパ的にも一番だってことは十分わかってたんです。わかってたんですけどバリアングル液晶はどうしても慣れることができませんでした。何千回へたすれば何万回とあの液晶を引っ張り出して展開することを考えたら震えが止まりませんでした。というわけでチルト液晶を採用しててなんとか手が出せる値段で自分に一番あったカメラは…と検討した結果α9IIになりました
・馬を撮りたかった。
α7IIIやα7Cがあればだいたいのものは撮れます。馬だって頑張れば撮れます。でも歩留まりは滅茶苦茶悪いです。このブログに貼ってる競馬写真は何枚もの失敗写真の山を乗り越えて何とか撮れた数枚の上澄みです。でもα9IIとα1を使えば世界が変わると聞きました。だったらその世界を一度体験してみたかったのです。そのためなら50万出しても惜しくないと思ったのです。ポジティブな理由としてはこれが一番大きいです。
なんと理由は3つだけです。というわけで1つ目の理由に戻ります。
今更語るまでもないですが昨今の円安やら世界情勢やのおかげでカメラがどんどん値上がりしていってます。α7IVも3万円の値上げでしたっけ。α9IIとかα1になると5万円の値上げだそうです。たしかα9IIは税込みで60万を超えたはずです。高いですね。趣味で手に持つものとしてはあまりにも高すぎる。車やバイクじゃないんだから、と。
そして近いうちに発表されるであろうと噂されているα9IIIも今回の値上げを見るにきっとすごく高いお値段になるのでしょう。税込み70万円とかになるんでしょうか。そうなるともうよほどの理由がない限り手が出せる値段じゃないな、と考えてしまいました。今回のα9IIは割引を適用しまくって51万ちょいで買ってます。そこが自分が買えるギリギリのラインかなとなんか改めてわかりました。
じゃあもう割り切ってα9IIを買うかと。買って数か月でα9IIIが発表されても多分買える値段じゃないし歯ぎしりすることもないだろうと。もしかしたら歯ぎしりするかもしれないけどそれはもうそういうもんだろうと。かなりいろいろ割り切って今回値上げ直前に駆け込みでα9IIを買いました。
あとついでの話ですが今って10万以下で買えるカメラ(ミラーレスね)ってほとんどないんですね。今からカメラを始めてみたいですって人に軽く勧められるカメラがほとんどない。あえて挙げるなら型落ちマイクロフォーサーズくらいしかない。残念ながら市場がどんどんどんどん縮小していってるのでここから好転する感じも全くない。きっと少しずつ少しずつ、下手するととても短い周期でこれからもカメラは高くなっていくんだと思います。
だから今回のα9IIは自分にとっての最後の本気カメラになるんじゃないかなという気がしてます。これの次はたぶんα7CII買うんじゃないかな。その次はα7CIIIかな。そんな気がします。そこまでカメラ市場が持ちこたえられてるかわかんないですけど。
写真はうちの近所。なおα9IIのファーストインプレッションおよび使ってみてのお気持ち表明は次回更新の時に書こうと思います。今のところいい感じです。スナップ写真撮ってても明らかにいいカメラだなこれってなってます。
α9II&85mm f1.8 高円寺