karorinyan photo blog

写真やってるブログです。二日に1回くらいのペースで更新してます。

たまにはちゃんと旅行の事を書こう ~2015年台中・台北編その2~

どうもどうも、旅行記の続きです。前回の記事はこちらです。

karorinyan.hateblo.jp

なんで急に旅行記を書き始めたのかとか詳しい説明は前回の記事に書いてあります。よろしくおねがいします。そして前回に続いてこちらが地図です。

 

 

前回はJETSTAR→桃園空港→台中→彰化→鹿港、まで進みました。時間としては1日目の朝から昼の12時までです。全然進んでませんね。その2では台北市に移動して1日目を終えるところまでいけたらいいですね。行けるよう頑張ります。

それではよろしくおねがいします。

2015年12月5日 台中台北旅行1日目その2

それではよろしくおねがいします。

 

 

鹿港老街の中心に近い所では露店のような店がちらほら。でかい市場が近くにあったせいですかね。値札とかないですけど直接聞いて買うスタイルでしょうか(売り物じゃない可能性もありますが)。

 

 

ちょっとかわいい絵が描かれているレンガの壁などを見つつ狭い道を進みまして。

 

 

そしてまた少し移動して前回の旅行記にも出てきましたがお線香作成中の風景に。写真を撮ってたら奥の線香職人おじさんに話しかけられました。日本から来たと答えたら日本語で返してくれましたよこれはすごい…! 日本は良い所だと褒められまくったので負けじと「いやいや台湾の方がよっぽど良い所ですよ!(写真的に)」と褒めあいの応酬みたいな感じになりました。

 

 

で、線香の写真撮らせてくれますかと頼んだらポーズとってくれました。ありがとうございます。よく見ると後ろの車の上にも線香が干してありますね。このレベルで大量生産しないと間に合わないくらい線香の消費量が凄いのでしょうか。

 

 

線香のおじさんに別れを告げてようやく鹿港老街のメインストリートのような通りに。ここが一番賑やかで人通りも多く、観光客向けのお店も多かった気がします。

 

 

観光地観光地してない普通の生活や日常の方がワクワクはするんですが、こういう場所もこれはこれで刺激的でよいのです。陰と陽です。すみません適当な事言いました。

でもこのメインストリートから一歩中に入るとこの街の日常がちゃんと垣間見えるんですよ。こっちはあくまでも観光客向けの顔なんですよ。観光客向けじゃないほうの顔は後半でまとめて出てくると思います。

 

 

鹿港名物鳳眼糕のお店。店の名前は玉珍齋です。お店の詳細はこちらをどうぞ。

www.taipeinavi.com

店内の写真があればよかったんですけど結構混んでて撮影はしてませんでした。で、その鳳眼糕というお菓子は米粉でできた甘くてぱさぱさした感じの物です。せっかくなんでお土産に買って東京まで持って帰ってきていただきました。写真がな~、写真があればな~。

 

 

再びメインストリートに戻って、これはなんでしょうね、ポーチですかね? 小物入れかな?

 

 

アイスクリームか何かの露店。この「古早味」という言葉は日本語で言うと「昔懐かしの味」みたいな意味らしいです。昔懐かしの味の芋のアイスなのかな? せっかくなんで買って食べてみたらよかったです。

 

 

麵茶…についてはこのあと麺茶で有名なお店に立ち寄るのでそこで詳しく書きますね。

 

 

こちらはちょっと自信無いですけど肉圓(バーワン)。千と千尋の神隠しに出てくる謎の食べ物と言われているものですが、この肉圓はあれとはちょっと見た目が違いますね。台湾のローカルフードだそうですよ。

 

 

いただきました。なんていったらいいのか難しいんですが、もちもちした肉…ですかね。肉なのでサイズのわりに食べた時の重みがあります。買いすぎに注意してください。

 

 

これは牛舌餅という名物。牛の舌のような形をしているから牛舌餅。このお店で買って食べましたがわりと見た目通りの味です。パンというかせんべいというかナンというか、そんな感じの。これは日持ちしそうに見えたので日本に持ち帰ってから食べました。

 

 

そんな感じでメインストリートを抜けるとまた祭りの行列と出くわしました。

 

 

鹿港についてすぐは小さな祭りかなと思ってましたが、どうやらこれは結構な規模のお祭りだぞとこのあたりから気づき始めます。

 

 

祭りのメイン会場はどうやらこの鹿港天后宮 (新祖宮)という場所らしく、ここで人形たちが締めの舞を踊った後、順に中に入っていきました。下の写真の人形のお腹あたりに中の人の顔が見えると思いますが、これマジででかい人形です。腕の位置が中の人の頭よりずいぶん上にあるんですがどうやって操作してるんでしょうか。

 

 

天后宮とは媽祖を祭った廟です。横浜中華街にも横浜大天后宮(横濱媽祖廟)がありますよね、あれですあれ。媽祖は海の女神様なので港町である鹿港や横浜で祭られてるのはそらそうよって感じですね。赤と緑の人形はおそらく千里眼と順風耳という従者でないかと思います。軽く調べただけなんでどういう従者かはちょっとよくわからないんですけど…。誰なんでしょうね千里眼と順風耳…。

 

 

この祭り、帰国してからなんという祭りだったのか軽く調べてみたんですけどちょっとよくわかりませんでした。日本人によるこの祭りの記録はどうやら(当時は)存在しなかったようです(今はもしかしたらあるかもしれません)。名前も知らない祭りでしたが人形の舞や祭りの空気が楽しくてかなりの時間ここに滞在しちゃいました。そしてここで時間を使っちゃったから前回書いた肉まんの名店にいけなかったのかもですね…。

 


台湾はどこでもそうですがこの天后宮の周りに門前町よろしくお店が広がってまして、人も多くいて賑やかでした。これは日本のアニメっぽいクッションを売ってる店。深くは言及しません。

 

 

先ほどちょっと触れましたけどここが鹿港で有名な麺茶のお店、東華麺茶です。玉珍齋もそうでしたが旅先の有名店は行きそびれないように事前に入念に調べておきます。そこに行って名物を食べたのだという体験をしっかりしておきたいので。(まあそれでも肉まんの店は忘れちゃうんですが)

 

 

これがその麺茶。麺茶の発音がわからなかったので注文は指さしでやりました。写真をみてもどういうお茶かわからないと思いますが、なんか香ばしい匂いがする甘くてドロドロした小麦粉の飲み物です。あまりにドロドロしていて茶ではないような気はするんですが名前はお茶です。スプーンがついてますけどとにかくお茶です。


 

こっちはたしか桂花のシロップのお店。桂花はキンモクセイですね、ラーメンじゃないですよ。

 

 

このお店の店員さんも日本語を話せたのでカメラに向かってポーズをとってくれました。商売やってる人はどこの言葉でも話せそうなたくましさがありますね。

 

 

これは台湾でよくみかけるミニトマト飴、糖葫蘆。りんご飴でもいちご飴でもなくトマト飴です。これ、何度も見かけてますがまだ一度も食べたことがないです。なぜならトマトが苦手だから。

 

ここから先ほど話した観光客向けではない顔、メインストリートから一歩中に入った街の景色の写真をずらずらと並べていきますね。

 

 

一歩中に入るとこんな感じの狭い道だらけになります。

 

 

鹿港の犬や猫。よく見るとこの街、壁も道も煉瓦が多いですね。どの写真がどこかちょっと忘れちゃったんですが、鹿港老街の近くには九曲巷というエリアがあります。写真のような曲がりくねった細い道があるエリア一帯をそう呼ぶらしいです。防風と防犯目的でこんなかんじの街になったそうですよ。

 

 

ところで突然ですが英語が通じない&台湾語を喋れないこの環境でどうやってトイレを探すのかという大問題があります。トイレはどこですか?は中国語で「洗手间在哪里?」というのですが、「言葉喋れないからトイレ探せないわ~」というわけには絶対にいかないのでこの言葉は気合で覚えることにしました。発声練習も繰り返ししっかりやって覚えました。

実際に現地でトイレの場所を聞こうとすると「洗手间…(トイレは…)」の時点でトイレの場所を指さしで教えてもらえたので、この準備は間違いなく役に立ちました。ところがその指差しされたトイレの場所がいまいちよくわからない。どこにもトイレが見当たらない。仕方ないのでグーグルマップで公共施設を探し、図書館に立ち寄ってみたんですがなんとトイレが清掃中で入れない。

最終的にはとある公共施設のトイレの入り口を見つけ、周りに人がいなかったので黙って借りてしまいました。トイレから出た時に管理者の人に会ったら全力で説明して事後承諾をもらうぞの気持ちでトイレに飛び込みました。誰の手も借りれない環境では最終的にはどうしようもない時はどうしようもないの精神で乗り切ればよいという知見をここで得ました。少し人間的にレベルアップできました。

(このトイレ探しの間はそれどころじゃなさすぎて写真は1枚もありません)

 

 

石敢當といえば沖縄ですが、台湾にもありますよ。そもそもの発祥は中国らしいですね。

こんな感じで鹿港の街をこれでもかというくらい散策して時間は17時頃に。さあここから元来たルートで台中の街に帰らないといけないな…。しんどいな…。ここから台中までまっすぐ帰るルートはないかな…。とグーグルマップで検索したらすぐ出てきました。なんだあるんじゃん…!

 

 

帰りの路線バスは乗り換えなしで台中駅へ。日もすっかり沈んでます。台湾とはいえ12月ですからね。18時はもう夜なんですね。

 

 

台中駅から台北駅へ行くためには臺中火車站から新烏日火車站に台鉄(ローカル線です)で移動し、そこから高鐵台中站に乗り換えて新幹線に乗ります。

 

 

これが初めての台湾新幹線乗車です。まあほぼほぼ日本の新幹線と同じです。違いを見つけるのが難しいくらいに。

 



駅で買った駅弁のようなもの。鶏排は鶏のから揚げ、だと思います。上にちらっと写ってるのは緑茶だと思われるのですが、台湾のペットボトルのお茶は何とも言えない独特な味がしますね。滞在中はそこまで気にならないんですが日本に帰ってきて日本のペットボトルのお茶を飲むと「あれっ…?さっきまで飲んでたものはいったい…?」ってなるくらいには差がありますね。

 

 

夜の21時になってようやくこの旅の宿泊地、台北に到着しました。12月ということで台北駅のやたら広いロビーみたいなところにもこんなでかいツリーが。そしてこの日宿泊したホテルは台北のカメラ街にあるホテルでしたがちょっと写真が見つからないので割愛します。多分疲れてたんでしょうね。

 

 

カメラ街の場所は台北駅の南西です。漢口街というあたりのはずです。一泊確か5000円前後だった気がするのですがあの頃の台北はほんと安かったんですね。今は1万円くらいするんじゃないでしょうか。台湾ドルが高くなって円が安くなってしまったせいですね…。

 

1日目の行動はこれでほぼお終い、だったんですが最後にちょっとだけ夜市に行ってきました。ホテルからそう遠くなくて有名な饒河街観光夜市へ。

www.taipeinavi.com

詳しいことはだいたい台北ナビに書いてあります。このブログを見る必要がないくらいに詳しく書いてあります。

 

 

肉肉しい! そして茶色い! 

 

 

美味しそうなフルーツもある! ストロー刺さってる!

 

 

とにかく人がめっちゃ多い! こういう夜市が日本にもあればいいのにっていつも思う! だって夜にたくさん人が出歩いててにぎやかで活気があるのってなんか楽しいじゃないですか。みなさんも夜店とか好きですよね。暑い時期だけでもいいから日本でもどこかの道とか使ってやってみてほしいですよね。

 

 

写真を撮り歩いてるだけでも楽しい夜市ですがせっかくなんで少し飲み食いしました。まずはこちら。

 

 

台北といえば胡椒餅。ちょっとスパイシーな肉の餡がつまったパンのようなものです。吉祥寺駅のすぐ近くに専門店があるので気になった方は食べに行ってみるのもどうでしょうか。台湾でたべられる胡椒餅と同じ味かはわからないんですけどね。自分も前を通った事しかないので。

ちなみにこの写真はカメラのために蓋を開けてくれてる状態です。ほんとは焼けるまで蓋で閉じられてます。

 

 

あとプリンかき氷。練乳かマンゴーのソースがかかったやつだった気がします。いくら台湾とはいえ12月ですからね、ちょっと寒かったです。

 

 

あとは適当に台北駅周辺をうろうろ。ところで台湾には野良犬がいます。台北のど真ん中であろうと野良犬っぽい犬はいます。もしかしたら放し飼いの飼い犬かもしれないですが見分けはつかないです。

 

 

襲い掛かってくることはないと思いますが遠巻きに眺めるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

 

そんなわけでやっと台中・台北旅行1日目の旅行記が書けました! もっと写真を絞ればよかったかもですがここは写真ブログですからね! テキストは削っても写真を削るなんてとんでもない! 何ならもっと貼りたいですよ!

台中・台北編その3は旅行2日目の話になります。台北市内から出てないのでそんなにボリュームは多くないんじゃないかなと思います。どうかな。大ボリュームになったらテキストを削ってなんとかしますのでまた次回よろしくお願いします。

 

つづく。