昨日帰省から帰ってきました。5日くらい更新とまってましたけどまた今日から頑張っていきますよろしくおねがいします。
前回の続きですが、アヤソフィアは元をたどればビザンティン帝国が建てた教会ですが、その後オスマン帝国がここをモスクに改修し、さらにトルコ共和国が博物館にし、そして今はエルドアン大統領が再びモスクに戻しました。で、元々教会なので天井には聖母マリアとキリストの絵が描かれています。当然ですがモスクに聖母が描かれているのはどうなのか、となるわけで、1階のイスラム教徒礼拝エリアからは見えないように布で隠してあります。上の写真がそうです。隠し方がちょっと中途半端ですよね。2階の外国人観光客エリアからは見えるような工夫なんでしょうねきっと。
(今のアヤソフィアは1階は礼拝者用の無料フロア、2階が観光客用の有料フロアになってます)
とまあそんな経緯の場所なので「そんな簡単にモスクに戻すとか言うな」みたいな反発が世界中からあったそうですが、マリア様の絵が残されてるのはそれへの配慮なのか、貴重な歴史遺産として残してあるのか、外貨を稼げるから観光客向けに残してあるのか、真相はどれなんでしょうか。
続けてここと同じようにキリスト教の宗教画が残るモスク、カーリエ博物館の話をしたいところなんですが次回更新は帰省写真になります。変な更新スタイルですみません。
上:α7C&タムロン20-40mm f2.8