karorinyan photo blog

写真やってるブログです。二日に1回くらいのペースで更新してます。

28mmに傾いた気持ちを35mmに戻す。

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最近α7IIIとFE 28mm f2.8という組み合わせが超気に入っておりまして。コンパクトなサイズ感や使いやすい画角、さらに強い周辺減光のせいで変な重みもあってこいつは手放せねえぞって感じだったんですが、感じだったのにX100Vを買ったんですよね。何考えてんだって感じですよね。

 

それにはいろいろ理由があって、いくつかあげると「α7IIIとFE 28mm f2.8もまあまあ小さくて軽いけどもう一回り小型軽量ならばさらに価値があるはず」「X100Vは防塵防滴になるから雨の日でもまあいいか持ち出そうって気になるはず」「ていうかα7IIIには旅行中は55mmとか85mmつけたい(28mmつけっぱなしにはできない)から準広角~広角専用カメラが欲しい」みたいな、なんかそういうわりとニッチな理由を積み重ねた結果が今回のX100V購入になったわけです。

 

でも買ってみたら「35mmはやっぱ35mmだよな。体が28mmを覚えてしまっている…」ってなってしまったのも事実。まあ時間をかけてやっぱ35mmも最高!って感じにしていきたいですね。これでも3年くらいRX1R使っていたわけですし。

 

写真は六本木ヒルズのリンコスの前の枝ぶりのいい木。アクロスにグレインエフェクトでいっぱい粒子のせてあとついでに色味をブルー+10くらいにしてみました。あと前回も書きましたがクラシックネガはなんか強すぎると思ったのでクラシッククロームも試し始めた昨今です。はい。なんかそういう話もまだまだ書きたかったけどまたこんど。

土日持ち歩いてみたうえでのX100V雑感

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うおーX100Vたのしいー! でも使いにくい時はめっちゃ使いにくいー! そんなこんなであの変に分厚い説明書を読み解いたりしながらX100Vについて思ったこと、いろいろ書いていきたいと思います。

 

  • 機能割り振れるボタン少なくない…?

まずとにかくこれ。フィルムシミュレーションやらグレインエフェクトやらNDフィルタやら瞳AFやら切り替えたい機能がいっぱいあるのにボタンが少なくて割り振りきれない。しょうがないのでクイックメニューを多用するしかないのだがQボタンが異様に押しにくい。仕方がないのでわりと押しやすいランキング2位のFn2ボタン(前面にあるやつ)にクイックメニューを割り振りました。クイックメニューもカスタマイズして12項目くらいに厳選してあります。でもできればもうちょっと割り振れるボタン多いと嬉しいのになあ。背面液晶のスワイプメニューみたいなやつは誤爆が多すぎて使ってません。十字キーがあればなあ。

 

  • パフォーマンスをノーマルにしていると背面液晶が暗くなるのが早い。

無操作時間12秒で暗くなるのはさすがに早すぎませんかね…。せめて30秒くらいにしてもらえると撮影テンポも悪くならなくていい気がするんですが。仕方ないのでパフォーマンスを常時ブーストにすることにしました。バッテリーの減りは交換バッテリーで解決ということで。

 

  • フィルムシミュレーションはプロネガハイが好き、なんだけど…

クラシックネガはちょっと癖が強すぎて「これ誰が撮っても同じになるのでは」って気がして1日でやめました。プロネガハイくらいの雰囲気がすきです。あとアクロス。ちなみにフィルムシミュレーション機能自体は結構多用するんですが、フィルムシミュレーション切り替えをボタンでいちいち呼び出すより他の設定も一緒にカスタム登録しておいてそっちを呼び出したほうが圧倒的に早いのでリアコマンドダイヤル押し込みにカスタム登録切り替えを割り振ってます。

 

  • セレクターの使わない項目はオフにできたらいいのに

たとえばテレコンは50mmはともかく75mmはちょっと画質的に厳しいので使いたくないのだけど、75mmにできないようにできない。させてほしい。タッチパッド操作もエリア選択ができればそれでいいのに他に切り替わらないようにできないもんかな。もしかしたらできるのかな?

 

  • 思ったより前後ダイヤルを使う機会がなかった

買う前は「この前ダイヤルめっちゃ回しにくいけど長くつきあっていけるかなあ」と心配だったけど買ってみたら回すことがあまりなかった。露出補正は専用ダイヤルがあるし絞りも絞りリングがあるしシャッター速度も専用ダイヤルがある。前後ダイヤル、何に使おう…。

 

  • チルト液晶が引き出しにくくてこわい

もう少し多用したいんだけど引き出すときに壊れそうで怖い。そんなに簡単に壊れないのかもしれないけど勇気が出ない。

 

  • シルバーは天面がとても奇麗なので逆に使うのに気を使ってしまう
ブラックなら多少傷ついたり汚れたりしても目立たなかっただろうからブラックを買った方がよかったのかもしれない。でもまあ見た目は好き。
 
  • EVFもOVFもピントあってるのかよくわからない

よくわからないのだが確認するとちゃんと合っている。もっとカメラを信用してもいいのかもしれない。あと関係ないけど35mmで花を寄って撮るときのいい感じの設定がよくわからない。がっつりしぼったほうがいいんだろうか。フルサイズとM4/3ばかり使ってたのでAPS-Cがよくわからない。

 

  • ブレないけどブレる 

これはカメラのせいではない気もするけど普段α7IIIとかE-M10mkIIとか使っているので室内や夕暮れ時でもついF8にしてしまって帰宅後に「ぶれてんな…」ってなってしまう。でも変に絞らなければブレた写真になっちゃうことはあまりない感じ。手振れ補正機能なし機だということを忘れずに使っていきたい。なおISOは初期設定で3200くらいまでしか上がらないけどこれ以上上げると画質が残念なことになるのかな。一度確認したい。

 

  • いろいろ書いたが写り、解像感ははちゃめちゃにいい

これからは毎日通勤カバンに入れておこうと思います。とはいえじゃあフルサイズはいらないのか、というとそういう事はなく、「がっつり撮るぞ!」って日はやはりα7IIIを持ち出したい。使い分けていきたい。

 

  • やはり気軽にさっと構えられるコンパクトなデジカメは良い
写りも大事だけどそういうとこも大事だよね!

 

 

とりあえずファーストインプレッションはそんな感じで。また何かあれば書いていきます。写真は鎌倉のcafe坂の下の玄関。フィルムモードはハイネガプロプロネガハイ。こういう感じ、よい。

バリューフロムイノベーション

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X100Fってカメラあるじゃないですか。あの妙にでかいカメラ。あなたほんとにコンパクトデジカメですか?って言いたくなるほどでかいカメラ。α7IIIのサブに買うならああいうのじゃなくてやっぱGRIIIとかだよなー! コンパクト最高ー!

 

写真はX100Vで撮った代々木駅そば。いやなんか気が付いたらX100V買ってた。初めて富士フイルム機買った。持ちにくい事とファンクションボタンが少なすぎること以外はおおむね気に入っている。持ちにくさはいずれサムグリップを買って解決したい。

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あとフルサイズミラーレスもいいけどやっぱ荷物が多いイベントの日とかにカバンにいれるのは覚悟がいったんですよね。RX1R持ってた頃はRX1Rをカバンにいれるだけでよかったのに、みたいな。そのころにちょっと戻った気分。

チャーチャイン

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ジャスミンティーに砂糖とライムを入れた今はやりの飲み物(らしい)チャーチャイン。ハノイに発祥の店があると聞いて行きたかったんですがどうしてもタイミングが合わず、このまま飲めずじまいかーと思ってたら3日目に立ち寄った村のカフェで偶然見つけて即注文しました。これがそのチャーチャインです。あまくておいしいです。

 

写真はハノイからちょっと離れたドゥオンラムという村にあるca phe LangというカフェのTra Chanh。チャーがお茶でチャインがライムです(たぶん)。ベトナム語はまったく読めないと言っても過言ではないのですが、食べ物と飲み物の名前はわりといけるようになってきた気がしますね…。

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上から3つめがチャーチャインです。その上はシントー。読めることは読めるんですがベトナム語の発音は難しく、自分の発音では「シントー」すら通じないです…

 

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よく見ると英語メニューも併記されているので結構外国人観光客が来る村なのかもしれない。というか来る村です。その話もまた後日。

 

すれすれ!

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前回のブログ、読み返すともうちょい説明できたやろって感じがしますね。ハノイ駅の北側にはトレインストリートというカフェ街みたいなのがあります。線路を挟む感じでカフェが乱立しており、ここでお茶なりを飲んでいると1日に数回目の前の線路を列車が通過していくわけです。これはね、もう絶対撮りにいかなあかんやろと。タイにもメークロン線路市場という有名な場所がありますけどね、タイって遠いですやん。

 

写真はそんなわけで2日続けてハノイのトレインストリート。2020年2月現時点での行き方はトレインストリートのそばの踏切まで行って、線路に立ってるカフェ店員に「中でお茶したい!」とジェスチャーで伝えます。すると店員さんが踏切まで来てくれて一緒に線路の中まで入れるという寸法です。(時間帯によっては踏切のところで客引きしてるんで直接声をかける、でもOKです)。案内なしに入ろうとすると踏切横の警官に怒られるのでお気を付けください。

 

列車が来るときはだいたいこんなかんじ。

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これ、E-M10mkIIで撮ったわけですがまあそんなに速度も出てないしAF-Sでもいいんじゃないですかね。みなさんもハノイに行った際はぜひ。平日は本数が少ないので休日に行くのをお勧めします。

あたらしいぼうけんのしょをつくる

f:id:karorinyan:20200219004434j:plainいろいろ片付いたのでまたちょっと旅に出てました。旅って言っても4日間なんですけど。でもたった4日でも知らない道をひたすら歩いて経験値的なものをたくさん貯めることができたような気はする。

 

写真はハノイのトレインストリートの犬。ここ、去年の秋に危険だからという理由で立ち入り禁止になりました。まあ線路上だしそりゃまあそうなんですが、見ての通り線路沿いのカフェは営業しています。じゃあどうやれば立ち入ることができるかというと、それはまた次回。

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犬はかわいい。

旅に出ています

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そんなわけで前回のエントリの通り、今日から4日ほど旅に出ています。今回もおいしいものを食べて素敵な写真を撮って帰ってこれたらよいなと!

 

写真は比叡電出町柳駅のホーム。なんでこの写真を選んだかというと、旅の始まりはやっぱ始発駅だよねー、的な考えから、です。