karorinyan photo blog

写真やってるブログです。二日に1回くらいのペースで更新してます。

トルコオークスとバイアリータークサロンを見てきた話

突然ですが今月のイスタンブール旅行の目的の一つだったトルコオークス(クスラック賞)の話をめいっぱい書こうと思います! まだイスタンブール旅行の話を全然書いてないのにいきなりこれをまとめちゃいます! なぜなら今そういうテンションだから! ブログってテンション上がってる時でないとなかなか書けないから今のうちに全部書き切ってしまおうと思います!

 

トルコ国内には9つの競馬場があるらしく、イスタンブールにはその中でもトルコ最大のヴェリエフェンディ競馬場があります。で、今回のイスタンブール旅行の日程中にトルコオークスが開催されると知って当然のごとく行ってきました。レースのサイトへのリンクが上手くはれなかったのでちょっとスクショ貼りますね。トルコオークスは正式名称をクスラック賞といい、扱いはトルコ国内GIレースらしいです。

 

出走時間は18時。だいたい21時くらいに日没なのでいちおう日中のレースということになります。そんなわけでホテルからトルコ国鉄マルマライ線に乗ってヴェリエフェンディ競馬場に向かいました。

(メトロに乗って競馬場の北の駅で降りるとそこから競馬場までのバスがあるらしいんですが、今回は別の理由からマルマライ線に乗って競馬場の南から向かってます)

 

バクルキョイ駅から結構歩いて無事現地に到着。1枚目の写真が競馬場のゲート(無料でした)、そして2枚目のこれがゲート前の馬の像です。

 

で、この二枚だけα9IIで撮っていて、ここから先はiPhoneSE2です。なぜなら入り口の先に手荷物検査があり、カメラの持ち込みはNGと言われカメラを入れたバッグごと入り口の警備員さんに預けないといけなかったからです。そうか~トルコの競馬場はカメラ禁止だったか~。事前に調べてもその情報は見つからなかったよ~。

(自分は英語に疎いのでもしかしたら詳しくは違うかもしれないです。例えばイスタンブールサッカー場はプロフェッショナルカメラ禁止と書いてありました。もしヴェリエフェンディ競馬場にこれから行こうという方は何らかの方法で前もって確認をするといいかもです。)

 

さっそく中に入ってまず向かったのがこのバイアリータークサロン。グーグルマップだと「Tjk Museum and Exhibition Hall」という名前だったんですが、実際行ってみるとちょっと別の場所で違う名前でした。バイアリータークのサロンです。バイアリータークといえばこのウマ娘です。

サラブレッド三大始祖の一頭であり、ウマ娘の三女神の一人であるトルコ馬、バイアリータークを記念したサロン…だと思いますたぶん。

 

中に入ってすぐわかる正面の肖像?画。あれがたぶんバイアリータークですよ!

 

ネットで見たことないバイアリータークの絵だ! なにこれすごい!

 

バイアリータークの説明だ!!! 気になる人はGoogle翻訳アプリとかでトルコ語から日本語に翻訳して読んでください! 自分は読みました!

という感じで日本からネットで探しても出てこなかったようなバイアリータークの絵とテキストを読めたのでこれだけでもうここへきたかいはあったというものです。しかしせっかく来たわけですから馬券を買ってトルコオークスも見ていかないとですね。

 

こちらレース新聞(15トルコリラ)。9.KOSUと書いてありますがこれが9レース目という意味で、この日のメインレースのクスラック賞です。ついでですがその上の8レース目のESTIMATEという馬はアンカラ賞(GI)2着の馬で、父スマートロビンです。日本の馬の子ですね! 後で確認したらこのレースでも2着だったようですよ!

どの馬が強いのかまったくわからないので名前で選びました。3番FEELING GOODの単勝です。この青いペンも新聞と一緒に買いました。いくらだったかな?

馬券の買い方ですが、こちらは日本と同じくマークシート(後ろに見える奴)に記入して、そのあとお金と一緒に窓口の人に渡すとこのレシートのような馬券をもらえます。これだけでOKです。韓国の競馬場よりはシンプルで助かりました。

「Ganyan」と書いてあるのが単勝って意味です。たぶん。

 

無事馬券を買えた後はレース場と座席へ。これ6レース目なのかな? メインレースを前に盛り上がっております。

トルコはイスラム国家なわけですが、競馬だけは賭博として許可されてます。なんでかはわかりません。わからないことだらけです。わからないことだらけでもちゃんと馬券は買えるので何も問題はありません。

 

そしてトルコの競馬場と言えば猫。もうあっちこっちに猫がいてざっくりですけど何十匹かは見かけました。有名なアジアねこ散歩さんのYouTube動画で見たことがある人もいると思いますが、座席にももちろん猫がいます。食べ物をねだるとかそういわけでもなく普通に席でくつろいでます。優雅な猫ですね。

 

建物内には食堂や売店もあります。チャイでも飲もうかなーと売店をながめてたら売店のおじさん(白いシャツの人)が突然チャイをごちそうしてくれました。こ、これがトルコ文化! 売店であろうとチャイは振舞うものなんだ! ありがとうございます!

そしておじさんの白いシャツに書かれてる文字は「ガジ賞」です。トルコダービーの事です。

 

建物の横にあったこれが歴代ガジ賞優勝馬の名前…だと思います。

 

この2001年の優勝馬がグランドエキノクス。トルコ競馬史上8頭目三冠馬であり、ドバイシーマクラシック5着にもなった超名馬です。「エキノクス」の意味は春分とか秋分らしいですよ。イクイノックスと同じですよ。

 

馬場の北西にはパドックもあります。ちょっと庭園感がありますね。

競馬に対する客の熱意は日本と変わらないっぽくレース終盤はかなりの声援が飛び交ったりします。なのでパドックで馬の様子を見定めてる人もわりとかなりいました。

 

再び席に戻ってみるとさっきの猫ちゃんがおじさんと遊んでました。かわいいですね。

 

17時半になって8レース目のゲートインがはじまってますが、右端の4番が先ほどのESTIMATEです。どっかに写ってないかなあと写真を確認してたら1枚だけですが偶然撮れてました。トルコで活躍する日本馬の産駒の写真が撮れたのはうれしいですね。

 

最後にメインレースのトルコオークスの写真。普段ならα9IIで撮るような写真ですがここにはiPhoneSEしかないです。頑張るしかありません。運よくいい感じの場所取りはできました。あとは気合です! 気合で競馬写真を撮るのです! 21頭立てだから多分こんな感じじゃないかなと構図を決めて狙い撃ちです! どうですか! うまく撮れましたか!

 

やったーだいたいうまく撮れてる! あとは優勝した馬のウイニングランを撮って帰ろう! あれ!? 勝った馬がどこかへ消えた!? ウイニングランどこ!? なんかぬるっと本日のレースが全て終了したよ!? 表彰式とかもなかったけどどこか別の場所でやったの!?

トルコ語でいろいろアナウンスはあったのかもですが当然何一つ内容が分からなかったので気にせず帰る事にしました。いやー楽しかったなトルコ競馬。こうしてまた一つ海外の競馬を知ってしまいましたね!

 

そんなわけでこれがトルコオークス観戦記録でした。いつかは香港カップとかも見に行きたいですね。でも今の香港はホテル代がべらぼうに高いんですよねえ。まあ遠い未来の夢という事にしておきます。ここまで見ていただいてありがとうございました。どうもどうも。