karorinyan photo blog

写真やってるブログです。二日に1回くらいのペースで更新してます。

イスタンブールからジュマルクズクに行く方法(2024.06)

イスタンブールの南東の方角にジュマルクズク(CUMALI KIZIK)という村があります。オスマン帝国最初の居住地だった村なのですが、ここへたどり着く道順をネットで調べてみてもどうもはっきりせず最終的に体当たりで挑んでなんとかしたのでそれをここに記しておきます。この記事を見た人が無事に村にたどり着いて帰ってこれることを願いつつ。

 

今回のざっくりとした地図はこちらです。地図も無しに道順の話をされても頭にはいりませんからね。

それではまずイスタンブール(エミノニュ)からマルマラ海を渡ってムダンヤ港に向かいます。トラムのシルケジ駅を降りてすぐのところにあるフェリー会社BUDOのフェリーポートの窓口で往復のフェリーのチケットを買います。

 

ここ。右の窓口でチケットが買えます(パスポートをお忘れなく)。ネットでも買えそうな雰囲気を漂わせてますがトルコの電話番号を持っていなかった自分には無理でした。結構でかい船なので席も多いですが前もって買っておくのが無難だと思います。往復のチケットを買っておきましょう。

 

マルマラ海を渡ってムダンヤ港につくと目の前に黄色いバスがいっぱい止まっています。その中で「F-3」と書かれたバスを探して乗り込みます。バス代はクレカのタッチ決済でOKですのですぐ乗り込んでしまって大丈夫だと思います。そのうち出発します。だいたい1時間くらい乗る事になると思います。目的地はブルサの街です。

 

乗りながらグーグルマップをじっと見ているとそのうちブルサで一番有名なモスク、グランドモスクの近くにバスがたどり着くのでそのへんで降りてください。写真はバスを降りたところです。次はここから北に歩いてケント広場(Kent Meydanı)をめざします。

(余談ですがこの街にも路面電車が走ってます。ところがグーグルマップを見てもその駅と路線がはっきりわかりません。グーグルマップがフォローできてない路線なんてあるんですね…)

 

ケント広場の東にKaya Otoparkというドルムシュ(乗り合いバス)乗り場があります。ここに大量の乗り合いバスが止まっているので、次はその中から「CUMALIKIZIK」と書かれたバスを探します。

 

料金は20トルコリラ(100円)前後だったと思うんですが今のトルコはインフレがすごく、物価がどんどん上がっているので運転手さんに聞いた額を払うのが一番無難だと思います。乗っていたらそのうち発車します。料金は現金払いでお願いします。

 

あとは終点のジュマルクズクについたら運転手さんが「ついたよ」と教えてくれるのでそのまま降ります。どうでしょうか、これで誰でもジュマルクズクにたどり着けるのではないかと思います。なおここは駐車場みたいな場所なので集落の方まで少し上り坂を歩いてくださいね。

 

では次は村からブルサに帰る方法を。村の入り口の世界遺産の碑のあたりに乗り合いバスが乗り込んできますので、まずフロントガラスに「Kent Meydanı」の文字があるか確認します。ここで乗る人が割といるっぽく、停車時間もそれなりにあるので念のため運転手さんに「ケントメイダヌ?」と聞くといいと思います。これで最初にバスに乗った場所まで帰れます。

 

そして次の問題が「どうやってブルサからムダンヤ港に帰るか」です。ブルサの街からそのへんの地下鉄に乗って「EMEK」駅に向かいます。地下鉄もクレカのタッチ決済で乗れるのでご安心ください。ちなみに1dkとあるのは「1分後」です。dkはトルコのいろんな場所で見かけるので覚えておくといいです。

 

EMEK駅の改札を出ると「Mudanya Bursa Deniz Otobüsleri」と書かれた案内があります。これがムダンヤ港行きのバス乗り場です。この駅で降りた多くの人がここを目指すので安心感もあります。

 

地下鉄出口を出ると目の前にバス乗り場があり、多くの人がすでに並んでいると思います。あとはここからバスに乗り、またタッチ決済で料金を支払い、ムダンヤ港に近いバス停で降りればOKです。今回は終点ではないのでグーグルマップを見ながら降り損ねないよう気を付けてくださいね。

 

あとはフェリーの時間までそのへんのお店でご飯を食べたりアイスを食べたりして過ごしていればいいと思います。

 

ジュマルクズクの街についてはまた後日ちゃんと説明すると思うのでまたその日をお待ちください。ええ。そのうち。