何年前からかもう思い出せないんですが、自分は10年以上にわたって友人宅のインコを撮り続けております。インコの写真というものは大変難しくてですね、動いている最中に狙って目にピントを合わせるのはほぼほぼ無理な話で、たとえα9IIを用いたとしても連写で何十枚も撮って数枚でも目にピントがあってる写真があれば御の字、みたいな。それくらいの修羅道だったんですがα7CIIはついにそれを解決してくれました。このカメラ目を閉じててもインコの瞳にピント合わせてくれるんです。自分は構図を決めるだけでいいんです。適当に連写をしてるだけで目にピントがしっかりと合った何の文句のない写真が大量に撮れるんです。今までの苦労はなんだったの？
1枚目と2枚目の写真はシグマ90mm f2.8で撮ってます。小さいカメラに小さいレンズをつけてピントはカメラ任せにしていろんな角度から連写しまくる。インコを撮るにはこれが一番良いかもですね。シグマ90mm f2.8はわりと寄れるのも良きです。あとクリエティブルックはSHがいいと思います。無加工です。
というわけで今日の写真は友人宅のインコ、スノちゃんでした。3枚目は100mmSTFです。STFは接写時に切り替えが必要なのでインコを撮るには結構大変でした。暗いレンズですし仕上がりを見るに室内でインコを撮るならシグマ90mmでもいいかもですね。なおAF精度と歩留まりは100mmSTFの方が良かったです。
1・2枚目
α7CII＆シグマ90mm f2.8
3枚目
α7CII＆100mm f2.8 STF スノちゃん
